朝霧由章-病院物語

最近精神的に病むことが多くなりました。

精神的にすごくきつくて、何を食べても何をしていてもつらいと感じてしまっていました。

今まで楽しめていたことが全く楽しめなくなり、どこにも行きたくないし、友達と遊びたいとも思わなくなっていました。

それを友達に話しました。

そしたら、友達が一度精神科にいった方がいいとアドバイスをしてくれました。

精神科に行くなんて考えは全くなかったので、それを提案されたときは正直少しショックでした。

でも、自分でもこんな毎日は嫌だと思っていたので、思い切って朝霧市にある大きな病院の精神科にいってみることにしました。

精神科にはどんな先生がおられるんだろうと少し不安でした。

病院に行くのも憂鬱で、いっても何も変わらないような気もしていました。

いってみると、優しい先生がおられました。

先生は笑顔で私を迎えてくれました。

一緒にいた看護師さんもとても親切で優しい人でした。

先生は私にいろいろと質問をしてきてくれました。

ご飯は食べることができているかとか、友達はいるかとか、悩みを打ち明けることができる人がいるかなど、いろいろと聞いてきてくれ、私は先生に質問されたことにはすべて正直に答えました。

私はやはり鬱だと診断されました。

覚悟はしていたのですが、自分が鬱だなんてかなりショックでした。

でも先生が言われるには、私の場合はまだ軽い方なので、薬を飲んで治療をしていけば治る可能性がすごく高いといわれました。

私はすぐに薬を飲みたいといいました。

先生は、薬は副作用が出ることがあるけれど、副作用が出ても最初だけだから大丈夫といってくれました。

私は副作用が出たとしても、この状況から早く抜け出したいと思っていたので、薬を飲みました。

そして、病院にも定期的に通っていました。

そしたら、かなり症状が落ち着いてきました。

今は、食べ物もおいしく感じますし、いろいろな場所に出かけたいと自然と思えるようになってきました。